アドセンスに合格しても、アドセンス狩りに狙われると思うと心配ですよね。
合格した時はめちゃめちゃ嬉しいんですけど、しっかり対策をしないと後で後悔することになります…。
そんなこと言っても、
- どうやってアドセンス狩り対策をするの?
- 被害にあったらどう対応するの?
みたいに悩む人が多いのではないのでしょうか?
僕も対策方法がわからなくて、「狙われたらどうしよう…。」と悩んでいたこともありました。
しかし、対策方法を理解してから、アドンセンスで稼ぐぞ!って感じで気持ちも明るくなったので、やっぱり対策はするべきです。

アドセンス狩りはしっかり対策して、安心して運用しましょうね(^^)
この記事の内容
- アドセンス狩りって何?
- アドセンス狩りを回避する対策と設定方法
- アドセンス狩りの被害にあってしまった時の対応
アドセンス狩りって何?


アドセス狩りとは、アドセンス広告の不正クリックを繰り返すことで、アドセンスアカウントの利用停止に持ち込むことです。
悪質なアドセンス狩りの手法は、基本以下の2つの手法があります。
- 広告を大量に不正クリックする
- 違法サイトに勝手に広告を貼りつける
これらの不正をされると、どんな影響を受けるのかを見ていきましょう。
広告を大量に不正クリックする
同一IPアドレスから広告を大量にクリックされると、「サイト所有者の自己クリック」を疑われてしまいます。
他人による不正クリックでも、自己クリックとして判断されてしまう為、「アカウント停止」に繋がってしまう為、かなり危険です。
アドセンスはサイト所有者よりも「広告主」を重要視しています。
そのため、アクセス数が少ないブログであれば、一発でアカウント停止につながるケースも多いです。



アドセンスアカウントが停止すると、再開までかなり時間が掛かるんだよね。
違法サイトに勝手に広告を貼りつける
アダルトサイトや違法サイトリンクを貼られている場合、違法サイトとの関与を疑われる可能性があります。
Googleの規約では、違法サイトへの広告掲載を禁止している為、掲載されているだけでアカウント停止につながることもあるんですよね。
嫉妬や嫌がらせの為に行われる「アドセンス狩り」
最近でも被害があるようなので、これから紹介する対策方法をしっかり行いましょう。
アドセンス狩りを回避する対策と設定方法


アドセンス狩りを対策するには、以下の5つが効果的です。
- 不正クリックするユーザーを特定するツールの導入
- 不正アクセスのIPアドレスをブロック
- クリック率をレポートする
- 不正クリックをGoogleに報告
- Twitterなどで報告しない
実際、どれも簡単に行える対策なので、サクッと設定してしまいましょう!
では、順に見ていきます。
①不正クリックするユーザーを特定するツールの導入
アドセンス狩りのターゲットになりやすいブログ運営初期には
不正クリックするユーザーのIPアドセンスを特定できるツール「リサーチアルチザンプロ」の導入がオススメです。


リサーチアルチザンプロは以下のような機能を有しています。
AdSense IPアドレス解析 | アドセンス広告をクリックした訪問者のIPアドレス毎にデータを集計。 |
AdSenseクリック | 訪問者がクリックしたアドセンス広告ごとにデータを集計。 |
AdSenseページ | 広告を掲載したページごとに、訪問者がクリックしたアドセンス広告に関するデータを集計。 |
②不正アクセスのIPアドレスをブロック
不正クリックをしているユーザーを特定したら、そのIPアドレスをブロックしてしまいましょう。
ブロックするには、「wp-ban」というプラグインを使います。


プラグインwp-banの使い方【画像付き】


特定したIPアドレスは「wp-ban」設定画面の上記部分に入力します。
乳慮⒦うを終えたら、「Save Changes」ボタンクリックして完了です。


③クリック率をレポートする
Googleアドセンスの管理画面に入ると以下のキャプチャ画像のように「ページCTR」があります。


この「ページCTR」を毎日観察しましょう。
できる事なら、毎日スプレッドシートなどに記録しておくのが効果的です。
④不正クリックをGoogleに報告
先程の「ページCTR」に5%以上の数値が出たら、それは不正クリックの可能性大です。
直ちに「無効なクリックの連絡フォーム」から、不正クリックをGoogleに報告しましょう。


以上数値の早期発見を心がけ、Googleに報告する事で、アカウントの停止を避けやすくなります。
⑤Twitterなどで報告しない
アドセンス審査に合格したばかりの人は、アドセンス狩りのターゲットになりがちです。
理由は、アドセンスの運用期間が短いアカウントほど、アドセンスアカウント剥奪に追い込みやすいため。
アドセンス審査に通った喜びはとても分かりますが、それは自分の中にだけ秘めておきましょう。
アドセンス合格をTwitterでつぶやくとしたら、、、。
アドセンス狩りをしてもいいよって公言しているようなものと認識してください!
アドセンス狩りの被害にあってしまった時の対応


仮に、アドセンス狩りの被害にあってしまった時は、どのように対処すればいいのかを解説していきます。
実際にアドセンス狩りの被害にあった場合、アカウントの停止期間は1カ月です。
この間に具体的な処置をとらないと、アカウントの剥奪リスクが高くなります。
なので、以下の対応をできるだけ早く行ってください!
異常が確認できるデータを集める
本記事内で紹介した各ツールによって、以上が確認できるデータをできるだけ集めてきてください。
例でいうと以下のデータです。
Googleアドセンス管理画面で見つけたCTR(クリック率)の異常値(正常値との比較) |
リサーチアルチザンプロで特定できた不正行為を働くユーザーのIPアドレス |
アドセンスとアナリティクスの連携で判明した広告へのクリックが異常に多いページのデータ |
無効なクリックの連絡フォーム
以上が確認できるデータを集めたら以下のリンク先のフォームを使ってGoogleに報告しましょう。


無効なクリックの連絡フォームに入力すること
Googleに報告する内容(連絡フォームの入力項目)は次のとおりです。
アドセンスアカウントに登録している名前を記入します。
アドセンスアカウントのログインで使われているメールアドレスを記入します。
アドセンスアカウントのサイト運営者IDを記入します。
「pub-」で始まる16桁の数字で以下のように表示されているものです。


表示されている場所は、アドセンス管理画面に入り
【設定】>【アカウント】>【アカウントの情報】
に記載されています。
以上が発生したブログURLを記入します。
以下の2つのトピックの選択が求められます。


「アカウントで発生する通常とは異なる動作をレポートする」を選択してください!
異常(不正クリック)が発生した日時を記入します。
記入例:2021年5月16日12時頃



これもしっかりデータを集めとかないと記入できないね。
各ツールから収集した「異常が確認できるデータ」を記入します。
記入の書式に決まりはありません。
要点を簡潔に伝えられるように心がけましょう!
例えばこんな感じです。
平均時は0.8%代のCTRが一気に5%台に。クリック数も異常な数値を記録しています。
また、異常値を示すデータのキャプチャ画像などをGoogleドライブにアップし、その共有URLを掲載しておきましょう。
まとめ:アドセンス狩りは事前に対策をしておこう


ブログ初心者の目標になりがちなアドセンス合格ですが、
アドセンス狩りに合ってしまっては、せっかく頑張ったブログもモチベーションが下がってしまいますよね。
できるだけ早く対策を行い、万一被害にあっても冷静な対応を心がけましょう。



それでは今回は以上になります。
最後まで読んでいただき有難うございました!
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